平成最後の桜を残してみませんか

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皆さんの住んでいる地域では、もうは咲いているでしょうか。

は平安時代以降、日本を代表する「」でもあり、本番を告げる「」でもあります。

今回は大鳥居で有名な宮島が満開とのことでしたので、カメラを持って出かけてきました。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 247mm ISO100

<ポイント> 望遠レンズで桜が密集した部分を切り取って撮影しています。
 

 

は何色だと思いますか?

きっとほとんどの人が「ピンク」だと頭の中で思っています。

ですが、実はとして有名な「ソメイヨシノ」は白色に近い薄いピンク色をしています。

この白色に近い薄いピンク色というのがクセモノで、撮影の時にカメラを困らせてしまうことがあります。

 

青と薄ピンク
SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/1000秒 f/5.6 135mm ISO100

<ポイント>上の写真と同じ木のから、今度は背景にだけが写るように撮影しています。

 

カメラにはAE(AutoExposure)という機能があります。

日本語で言うと「自動露出」という機能で、カメラが自動的に写真に最適な明るさを計算する機能です。

ですが、この自動露出には「白すぎる被写体を暗く、黒すぎる被写体を明るく」しようとするクセがあります。

結果、白色の桜を画面いっぱいに撮影すると実際に見ていたよりも写真が暗くなってしまうことがあるのです。

せっかくなら見た時の桜の色をそのまま残してあげたいですよね。

そこでほとんどのカメラにある「露出補正」という機能を使って調整をしてあげます。

露出補正はその名の通り写真を明るくしたり暗くしたりすることができる機能です。

 

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 400mm ISO640

<ポイント>からではなくから咲く生命の力を感じます。
 

 

上の写真は背景が白飛びする限界まで露出補正をプラスにしています。

写真は白飛びや黒つぶれはダメと言われたりしますが、私個人は別に構わないと思っています。

見せたい物がきちんと写っていて、どう見せたいかが伝われば写真はそれで正解です。

が日を浴びてキラキラ輝いていてとても綺麗だった!」を伝えたいならキラキラするぐらい明るくすればいいのです。

でもやりすぎてしまうこともあるので、露出補正を触るときは少しずつ設定を変えながら何枚か撮ってみてくださいね。

 

SONY ILCE-7M3 SEL1224G 1/250秒 f/8 12mm ISO100

<ポイント>宮島の重要文化財「多宝塔」を広角レンズで見上げながらでフレーミング。
 

 

主役の周りに桜の木があれば、は主役を引き立たせる立派な脇役にもなります。

そこにがあるというインパクトはとても強く、これだけでの写真ということもわかります。

を撮影する時は、と何かを一緒に撮るという事を意識するとを生かした写真が撮影できますよ。

 

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/5秒 f/29 100mm ISO100
<ポイント>こちらも重要文化財「五重塔」を主役に手前にを入れて撮影。
 

 

人通りの少ない山道に咲くの先に、遠くに立つ五重塔が見えました。

面白いなと思い、立ち止まってカメラを構えます。

私が何を撮影しているのかに気が付くと道行く人も足を止め同じように写真を撮り始めました。

だけに限りませんが、誰かが撮影している場所はきっと何かが心に響いた場所です。

何だろうなと少し興味を持ってみると、今まで気が付かなかった写真が撮れるかもしれません。

 

SONY ILCE-7M3 SEL1224G 1/200秒 f/8 13mm ISO100

<ポイント>厳島神社の近くにある大きな枝垂桜を広角レンズで。
 

 

ソメイヨシノと違い、枝垂桜濃いピンクをしています。

空の青さ木々の緑に映えてとても綺麗な色に見えますね。

枝垂桜でよく見る構図はこういった横方向からの物が多いですが、ちょっと視点を変えてみましょう。

 

SONY ILCE-7M3 SEL1224G 1/400秒 f/8 17mm ISO100
 
<ポイント>同じ枝垂桜を下に潜って真下から撮影。
 

 

下から撮るとまた違った印象を与えてくれると思います。

を全体的に撮るときは多少絞って(F8〜F10程度)撮影することがコツです。

ピントが全体的に合うので、迷いのないスッキリとした印象を与えてくれます。

 

SONY ILCE-7M3 SEL1224G 1/200秒 f/22 12mm ISO200

<ポイント>私が良く撮影するフレア写真とをセットで。
 

 

毎年見ることが出来るですが、皆さんは写真に残されているでしょうか。

今年は平成最後の年、そして平成も残りわずかとなりました。

 

あの時の、平成最後の桜はどうでしたか?

 

綺麗でしたか?

 

天気は良かったですか?

 

大切な誰かと一緒に見ましたか?

 

10年後、20年後、令和の時代に振り返る平成最後の桜を、ちょっと写真に残してみませんか。

 

 

投稿:FENCER(@god_fencer)

4 件のコメント

  • SEL1224G いいですね。
    桜のピンクと青空が綺麗に抜けていて、素晴らしいです。私は12mm はフォクトレンダーなんですけど、画面の平滑性がすごい。

    それはそうと、最後の写真のゴーストは意識して出したんですか?
    すごく絞り込んでいますが、その辺りがコツなのでしょうか?

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  • あともう一つ、5重の塔の写真ですが、これ100mm ですか? 圧縮効果をすごくうまく使ってますね。

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  • ありがとうございます。
    SEL1224Gはお気に入りのレンズで、歪みも少なく色抜けがとてもいいので良く持ち歩いています。
    フォクトレンダーはコントラスト高めのキリっとした写りをするレンズなので、建物などを撮るのにとても向いています。
    少し青みがかったクセもあるので独特な写真になるのもフォクトレンダーの良いところです。

    最後の光は意識して出しています。
    私の経験だと、14mmより広角でグッと絞り込んだ状態で強い光源をど真ん中に置くと光源を中心に大きな光輪ができます。
    そのままISO感度とシャッタースピードで明るさを調整して撮影しています。
    太陽を見続けることになるのでミラーレスカメラかモニター越しではないとできませんが不思議な写真が撮れますよ。

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  • 五重塔は100400の広角端(100mm)で撮影しています。
    望遠よりにしてしまうと手前の桜のボケが大きくなってしまう為、100mmで、これもかなり絞り込んでの撮影です。
    望遠レンズの圧縮効果を使って花を撮影するときは、自然と密集した場所を探してしまいますよね。
    これは思い通りに撮影できたので満足いく写真になりました。

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