「今Dokiポートレート」 ~撮影に行こう!~

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みなさん、こん〇〇は! 
励みになるコメント、ありがとうございます。 

さて、ポートレート撮影、How To本も、沢山出ていますけど、今回は、実際に、自分の撮影は、どんな感じで進んでいくのか?を、書いてみたいと思います。

Model:Lunaさん

撮影現場。ソフトボックスは、こんな風に、配置されています。

作業は撮る前から始まっていて、作品作りの場合はまずは、イメージが最初です。 

こんな感じの写真を撮ってみたい。と思うことが出発点。 

時には事前にスケッチを描いてみたりします。 

そのイメージに合わせて、ロケーションやモデルさんや衣装選びをしています。 

次が早めにロケーションの管理管轄行政などへ連絡して、撮影許可を取っておきます。

手間ですが、東京なんかは、都が管轄する公園や建物でも、撮影の規制は、意外に厳しいし、無用のトラブル回避のためにも、撮影許可については、確認しておくのが、無難です。 

厳しくなった背景には、常識外れ、他人の迷惑顧みず的な撮影=マナー違反が、増えたためで、決して、公園などの縄張り意識ではないので、更に厳しくならないように、気を付けたいものです。

そして、ロケーションとイメージに合わせた機材選びをします。 

自分のカメラは、NikonD5とD850。サブがSonyα7ⅡFuji film のX-T2。水中撮影はOlympusTG5です。 

撮影後、紙にプリントし、大きく伸ばす想定の時は、高画素のカメラを使いますが、今時のカメラならどれもソコソコ良く撮れます。 

ですが、レンズは、やはり、こだわります。 

SonyやFujiも持っているのはどっちかと言えば、使いたい 
レンズに合うボディを持たなきゃならなくて、持ってる感じ。 

レンズは、光の入り口で、ここで入って来た描写と言うのは、後処理では、なかなか再現できないし、やろうとすると、すごく手間がかかります。 

ネットをググると、レンズの描写がわかる作例が、沢山あるので、参考にするといいと思います。 

で、レンズ選び。野外のようにモデルさんや、モデルさんと背景の距離の取り方の、自由度が高い場所では、85mm,135mm。時に200mmなんてレンズも使いますし、狭いスタジオなんかだと、35mm、50mm 58mmも、便利です。そして、解放絞りが明るいレンズ(f1.2 からf2.8)を選びます。

これは、なんでもかんでも、ボカしたいから。ではなくて、ボケの度合いの選択肢が広がるからです。

DC Nikkor 105mmと135mm f2.0

ところで、ポートレートにどんなレンズが向いているのか? 

と言う話題が時々ありますが、正直言えば自分の撮りたいイメージが撮れるなら、それが最適と言えます。 

ですが、これはレンズの特性をある程度把握していないとなりませんので、言うほど簡単でもないです。

一般的に広角レンズになるほどレンズ周辺の歪みが大きいため、特別な意図を持って使わないと、「私の顔、こんな変じゃな~い!」とモデルさんに、抗議されかねません。 

ですから、レンズを購入する時は、同じ広角でも、用途に合わせた選択をすると良いですね。 

次の写真は極端な例ですが、魚眼レンズで撮って、夏のブルーな地球のイメージを出したかったのですが、

モデルさんをうまく配置しないと、とんでも無く歪むだろうな~。と言うのは、想像に難くないと思います。 

ですが、こういうイメージが撮りたかったら魚眼(フィッシュアイ)がココでは最適と言えます。

Model:Satoriさん

ちなみに、広角でもレンズ中心部は、歪みが少なくなるので 、人物の顔のや水平線の配置などは、中心にもってきた方が、自然ではありますが、歪むことを想定して、ちょっと個性ある表現にする。

なんてのは、意図すればアリ。と思います。

Model:Satoriさん

逆に、望遠レンズになるほど歪みは少ないので、歪まない点ではいいのですが、圧縮効果で顔の立体感などが出にくくなりますから、ライティング、アングルなどを工夫して、奥行き立体感などを演出します。 

この中間として、先述の85mm~135mmは、中望遠レンズと言って、歪みの少なさ、モデルさんとの適度な距離感などからポートレートでは使い易いと言われていますし、実際使用頻度が高いです。 

こうしたレンズの焦点距離による傾向は、知っておくと良いと思います。 

イメージ作りの方ですが、これは、自身の想像力を開放しましょう!

自分の場合は、これからの季節だと、紫陽花とか、夏のムッとするような雰囲気や海を絡めた写真撮りたいなぁ。なんて考えるわけです。 

モデルさんに、事前に、イメージを伝えて、衣装なんかも相談しながら、決めておきます。 

和装の場合、自分で着付けができるモデルさんはともかく、レンタル着物なんかの場合は、お店を予約して着付けしてもらうので、撮影時間プラス1時間は、見ておかなくてはなりません。

Model:Taeさん

そしていよいよ撮影です。 

最初の写真のように、ライティングスタンドに、ソフトボックスなどを組み立てて、撮影しています。 
日中の自然光でも、レフやこうした照明をプラスすることで、表現の幅が広がります。 

自分の場合は、モデルさんと1対1で撮るので、こうした機材のセッティング、撤収は、手早く行えるようにしています。 

上の写真は、105mmで撮っています。前ボケと後ろの紫陽花で、モデルさんを挟んで、紫陽花のボリューム感を増せないか? とやってみました。 

ライティングは画面外の右前45度くらいからです。 
現像の仕上げの時にイメージに沿って、全体の色もパステル調になじませています。

Model:Taeさん

同じ浴衣ですが、こちらはちょっと夏のムッとするような暑さを感じ取れないかなぁ。と撮ってみたもの。 

実際、かなり暑かったので、熱中症にも気をつけたいところです。 

撮影の時点で、仕上がりはこんなトーンにしたい。と思っているので、最初から、ややアンダー。

木漏れ日が顔に当たる位置にモデルさんに立ってもらい、せっかくの浴衣、帯を撮っておきたかったのと、動きを出そうと、振り向く感じを演じてもらいました。 

声は映っていませんが、「あと1cm右顔コッチ」とか、「右手伸ばして、指先は少し伸ばして・・・」とか結構、細かいポージングをお願いしています。 

野外では、必ず声が届く訳ではないので、事前にポージングの時の合図など、決めておくと良いです。 

あとは、シャッターを切るタイミングも、モデルさんと共有する工夫をすると、モデルさんも、撮られる瞬間がわかって、ポーズしやすくなります。 

モデルさんとのコミュニケーションが、現場でもうまく取れたら、いい結果が期待できますし、撮影そのものも楽しい雰囲気になりますね。 

そして、撮った写真は、その場でカメラの液晶か、ワイファイでタブレットに飛ばして、モデルさんに見せます。 

お互い思っていたのと少し違う・・・モデルさん的には、かなり思い切ったポージングをしたつもりが、見た目、全然足りてない。なんてことが確認できて、次のカットの修正に貢献するので、こまめなチェックは、オススメです。

Model:Taeさん

お次は、場所を移して、海バックです。 

本当は、もう少し先の岩場まで行って、波が砕けるしぶきと一緒に撮りたかったのですが、足元タイトな浴衣と滑りそうな草履。ってことで、ぐっと抑えて、安全第一にしました。

昨今、SNSにUPするために、危険な撮影をして、事故も起きていますから、気を付けたいものです。 

こんな感じで、同じエリアでも、シチュエーションを変えたカットを撮ろうと思うと、下調べして、撮影コースとスケジュールを組んでいても、やはり一日がかりですね。 
これに夕陽絡みや、夜撮りまで入れたら、本当の丸一日です。 

そういう訳で、カメラマンもですが、モデルさんは尚、体力と忍耐と根性が必要。とは言え、適宜休憩を入れたり、モデルさんの様子も見ながら、体調を気遣う。なんて感じで、スケジュールのコントロールや撮影環境に配慮するスキルもカメラマンには、必須です。 

お互い尊重しあって、撮影に臨むとスムーズに進むし、結果もいいかな。と思います。 

そして、何より大事なのは、気に入った写真が撮れて「また撮りたい」と言う気持ちが、次の撮影にもつながります。

Model:LUNAさん

暑さにめげず、今しか撮れない写真を撮りに出かけましょう!

ではでは~。

 

投稿者:laskey

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BLOG:https://laskeypictures.hatenablog.com/

 

2 件のコメント

  • フィッシュアイで撮影された写真、おもしろいです。夏の海って感じがします!夏が待ち遠しい🏖

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