望遠レンズを持って動物園に行ってみよう

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突然ですが、皆さんは、動物園に、行ったことがありますか?

子どもの時に行ったことがある人や、家族と出かけたことがある人も、いるでしょうか。

大人になってからは、しばらく、行ってないなぁという人も、多いかもしれませんね。

 

動物園には、たくさんのモデルさんがいて、開園から閉園まで、様々な顔を見せてくれます。

今回は、ちょっとしたコツを書いてみるので、動物園に行くことがあれば、ぜひ、思い出してみてくださいね。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/125秒 f/4.5 100mm ISO100

動物園の写真を見ると、上のような写真になっている人を、たくさん見ます。

動物も写っているのですが、それ以上に目立つのが、手前のです。

ほとんどの動物園の場合、動物は、で囲まれている為、必ず、写りこんでしまいます。

 

これを、何とかする為に、便利な物が『望遠ズームレンズ』です。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/200秒 f/5.6 194mm ISO320

上の写真は、同じモデルさんを、レンズの焦点距離を、100mmから約200mmに変えて、撮影しています。

は写っていますが、さっきより、少しぼんやり してきていますよね。

レンズには、特性があって、焦点距離が、長くなればなるほど、ピントが合う面の前後に「ボケ」と呼ばれる物が、発生します。

ちなみに、ボケという言葉は、日本発祥で、海外でも、写真のピントが、合っていない部分を、ボケと呼びます。

とある海外製のレンズは、「ボケモンスター」なんて、呼ばれたりもしてるんですよ。

 

さて、それでは、今回、使用したレンズの最大焦点距離である400mmまで、ズームしてみましょう。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 400mm ISO1000

どうですか?
まだ少し、ぼんやりして見えますが、言われなければ、と分からないぐらいまでは、ボケてきました。

モデルさんの全体は、写せていないですが、キリッとした瞳も、魅力的に、残せているかと思います。

こういった具合に、「ボケ」のコントロールを行うことで、手前のが無いように、撮影することができます。

 

大きなボケを作るには

・センサーサイズの大きなカメラを使う(APS-C機やフルサイズ機等)

・F値を下げる(カメラのAモードでF値だけの設定ができます)

・レンズの焦点距離を望遠よりにする

・被写体とボケさせたい物の距離が離れている

・カメラのレンズとボケさせたい物の距離が近い

などの様々な要因があります。

 

下の二つは、動物の位置や、建物の構造等で、どうしても、条件がクリアできないこともあります。

ですが、上の三つは、カメラ本体や設定等で、何とかすることができる条件でもあります。

今回、私は、フルサイズ機に、400mm望遠なので、ボケを作る条件としては、割と良い方になりますね。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 400mm ISO320

と言われても、焦点距離400mmなんてレンズ、持ってない!っていう人も、多いでしょう。

なので、自分が持っている一番長い焦点距離レンズを、使ってみましょう。

レンズ交換式カメラを購入した人の多くは、ダブルズームキットという組み合わせを、持っているかと思います。

標準レンズと呼ばれる、18mmから55mm辺りのレンズと、
望遠レンズと呼ばれる55mmから200〜300辺りまでの、レンズが付いている キットです。

キヤノンだと望遠端250mm、ニコンだと望遠端300mmまでのレンズ が付いていたりしますね。

APS-C機なら、フルサイズ換算で、キヤノンなら400mm、ニコンなら450mm相当なのですが、
この辺りの話は、ものすごく長くなるので、とりあえず、持っているレンズ一番長い焦点距離で、撮影してみましょう。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 400mm ISO4000

焦点距離最大にすると、必然的に、動物もアップで、写ります。

無理に、全体を入れようとせずに、魅力的な部分を見つけて、切り取ってみましょう。

この写真は、枝に肘をかけて、テレビでも見てるかのような、ポーズが気に入って、撮りました。

モデルさんと、後ろのが近いので、少し後ろのの模様が、写っていますね。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/500秒 f/5.6 400mm ISO400

顔を写さないといけない、決まりなんて、ありません。

このお尻だけで、これが何の動物か、バッチリ、わかるでしょう。
それぐらい、特徴的なシマ模様ですもんね。

日が当たると、少し茶が入った黒色なんだなぁ ということが、分かりました。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/640秒 f/5.6 345mm ISO100

この日、行った動物園には、まだ小さい子どものキリンがいました。

一生懸命、お母さんのミルクを、飲んでいる子どもを、撫でるように、頬ずりするお母さん。

構図を作るために、400mmから、少し引いて、撮っています。

母の愛を強く感じた、とてもいい瞬間でした。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/80秒 f/10 238mm ISO250

こちらも、家族でしょうか。

大人のサルの、毛づくろいをする、小さなサルが二頭。

ガラス越しで、檻も柵も無かったので、少し絞って(F値を上げて)撮っています。

ピント面に奥行が出て、後ろの二頭のサルの様子も、分かるようになってきたかと、思います。

見せたい奥行の範囲を、決める時、F値の設定は、とても重要です。

SONY ILCE-7M3 SEL100400GM 1/320秒 f/5.6 126mm ISO100

現在、生息している、陸生最大の哺乳類と言われている、ゾウさん

圧倒的な重量も、さることながら、長い鼻や大きな耳、太い脚など、魅力が、たくさんある モデルさんです。

が、あえて無視して、そのサイズ感だけを意識して、一枚残しました。

圧倒的なインパクトがありますが、こちらを見つめる瞳には、優しさを感じますね。

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、望遠レンズを使って、動物園での写真の撮り方のちょっとしたコツを、書いていきました。

望遠レンズは、子どもの運動会ぐらいでしか使わない、なんて声を耳にします。

でも、ちょっとした使い方で、表現力の豊かなレンズに変わるのも、望遠レンズ魅力です。

動物園は、そんな望遠レンズの練習にも、とてもいい場所だと、思っています。

望遠レンズを持って、ぜひ、出かけてみてくださいね。

 

投稿者:FENCER

Twitter:@god_fencer

instagram:@sin_fencer

 

6 件のコメント

  • 子供と動物園に行って、動物の写真を撮るのですが、いつも柵が邪魔でした。迫力あるはずのライオンも、すごく遠く見えてしまい、残念な写真に😭

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  • 動物の肌質や毛並みがよく表現されていて、動物園に行って見るよりも、詳しく見れました。
    望遠レンズを持ってないので、今度、双眼鏡を持って行こう。

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  • めっちゃ参考になった!
    ありがとうございます。

    fencerさんのtwitterとかinstaとかも見に行っていみよ〜

    次の記事も楽しに見しています!

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  • >>安東さん
    お子さんと出かける時は、お子さんも撮りたいですし動物も撮りたいですよね。
    標準レンズでお子さんの写真、望遠レンズで動物の写真と切り替えながら、ゆっくり動物園を巡られるのが良いかと思います。
    次に出かけられた際はきっと素敵な写真が残せますよ!

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  • >>ビッグパパさん
    ありがとうございます!
    双眼鏡でも同じようにピントの合う幅がありますので、動物に合わせると柵が薄くボヤケて見えるようになります。
    あまり倍率が高いと動物がドアップになってしまうのはご愛敬です。
    ぜひ楽しんできてくださいね。

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  • >>ゆりなさん
    こちらこそありがとうございます。
    読んでいただいた方が今よりも素敵な写真が撮れるようになってくれればこれほど嬉しい事はありません。
    カメラは少しの事が出来るようになるだけでとても幅が広がります。
    私の感性の写真なのでつたない物もありますが、今後の記事もよろしくお願いしますね。

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