うさぎの島へ行こう

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大久野島という島をご存知でしょうか。
広島県竹原市瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の一つである大久野島
2019年現在1000羽近い野ウサギが住む「うさぎの島」として観光名所になっています。
しかし戦争中は日本軍の毒ガス工場の島として地図から消されていた島でもあります。
暗い時代を乗り越えて、人がたくさん訪れる平和な島になった大久野島
そんな大久野島に行ってきましたので、ちょっと紹介いたします。

大久野島へはJR呉線の忠海(ただのうみ)駅から歩いて10分程の忠海港からフェリーで向かいます。
忠海港にある建物でフェリーのチケットが購入できます。
簡単なカフェやお土産コーナーもあるのでフェリーの待ち時間を過ごすのにもとても良いです。

建物に付いている時計がまたかわいいんですよ。
この時計、ちいさな壁掛けや置時計サイズでお土産コーナーに置いてあります。
のところがうさぎの絵になっているところがポイント。
うさぎの刻、なんて言いますよね。

フェリーの乗船時間は15分程。
船内は広くとても過ごしやすいです。
この日はとても暑かったのですが、クーラーの聞いた船内でとても快適でした。
ちなみに、このフェリー大久野島を経由して愛媛県大三島にある盛(さかり)港にも向かいます。
逆に言うと愛媛県盛港からも大久野島へ渡ることができますよ。

フェリーから島へ降りるともうコレです。
なんですかここは、天国ですか。
桟橋付近には多くのうさぎが待ち構えていて、観光客を熱烈に歓迎してくれます。
ここだけでも数えきれないぐらいのうさぎがいるので圧倒されてしまいました。

うさぎの島も格差社会なので、エサを持っている観光客にたくさんうさぎが集まってくれます。
一応下調べをして、うさぎのエサや牧草を持って行っていたのですが、一瞬で無くなりました。
島に着いた時に、キャベツ一玉抱えているお姉さんがいたのですが理由がわかりました。
数十匹といううさぎに囲まれたらキャベツ一玉ですらあっという間です。
他にも多くの人が大量に野菜の切れ端や牧草を持ち込んでいました。
島を知っている人はしっかりと準備をして来るんですねぇ。
忠海港の売店や忠海駅の隣のコンビニでは、うさぎのエサが販売してあります。
大久野島ではうさぎのエサの調達ができない為、準備し忘れた方は先に買っておいてくださいね。

桟橋からは休暇村大久野島行き無料シャトルバスが出ています。
休暇村大久野島は宿泊もできる総合リゾート施設です。
シャトルバスは誰でも乗ることができるので、まずは向かってみるのがいいでしょう。
のんびり歩いて行きたいな、という人も桟橋を降りて左の方へ歩いていけば15分ほどで辿り着きます。
左の方ですよ、左の方。
桟橋を出て左です。
右へ行くと、有人施設とは程遠い写真の建物に出会います。
私は右へ行ってしまったため、とてつもなく長い旅が始まってしまいました。

最初に書いた通り、大久野島は戦時中に日本軍の施設として使われていた島です。
島のいたるところに当時の様子が見て取れて、そんな建物のすぐ近くにうさぎがいます。
何ともシュールな光景ですが、施設を回っていると心がザワザワしてきます。
今でこそ平和な島ですが、ここには確かに戦争の面影があります。
毒ガスの貯蔵庫や砲台の跡地など、ああ、確かに戦争があったんだなぁと実感させる凄みを感じます。

戦争当時の施設の一部は、崩落の危険性がある為立ち入ることができません。
また、私が行った時は北砲台跡地等へ向かう道にロープが張られて立ち入り禁止となっていました。
それでもカノン砲台後や火薬庫など、いろいろ見て回ることができました。
施設の数は多いですがほぼ一本道なので迷う事はないかと思います。

のんびり歩いて行こうと右側のルートを選びましたが、大変なのがうさぎとの遭遇っぷり。
エンカウント率が非常に高く、凄いところだと数メートル歩くとうさぎが飛び出してきます。
もう全部かわいいので夢中で写真を撮っていました。
うさぎはぴょんぴょん寄ってくるのですが、私がエサを持っていないとわかるとすぐに去っていきます。
途中でエサを持っている人に分けてもらったりして、助けてもらいながら撮影してました。)

右側ルートでもう一つ大変なのが水分補給トイレです。
なんと自動販売機もトイレも桟橋や休暇村大久野島等の有人施設以外は全くありません。
特に暑い時期は飲み物の準備は万全にしておいてください。
うさぎもとても暑そうでした。
一応、休暇村大久野島まで徒歩で一時間程度とありますが、うさぎと触れ合いながら見て回ると二時間ぐらいかかります。
歩くのは大変だなぁという人は、先に休暇村大久野島へ向かうと、自転車をレンタルすることができます。
自転車で風を切りながらグルっと回るのも気持ちよさそうです。

うさぎの島として有名になった、毒ガスの島、大久野島
本当に小さな島なのですが、魅力がギュっと詰まった素敵な島です。
休暇村大久野島では宿泊もできますし、大浴場でお風呂にだけ入ることも可能です。
また、近くにはキャンプ場もあるので、テントを立てて一日過ごすこともできます。
ここに乗せきれていない素敵な場所もまだまだたくさんあります。
廃墟好きの方もうさぎ好きの方もそうでない方も、独特の空気を感じにぜひ遊びに来てください。

撮影場所:大久野島

 

投稿者:FENCER

 Twitter:@god_fencer

 Instagram:@sin_fencer

 

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