フォクトレンダー 50mm f1.1

0
SONY α7R2 Voigtlander NOKTON 50mm f1.1 ISO100 1/60 50mm f1.1

ドラマチックが大好き (Voigtlander 50mm f1.1)

50mmにしてf1.1。普通なら、 非球面レンズを目一杯使って、 蛍石のレンズなどを使って、 周辺まで、 きっちり解像。 そんなレンズを作りますよね。でも、COSINAの社長は、そんなことは御構い無し。周辺光量が落ちようと、4隅が解像しなかろうと、全て味!そう言って、普通のレンズだけで作った大口径レンズが、この、Voigtlander 50mm f1.1。けっか、最近のレンズではあまり見られない、味を生むレンズになりました。

もちろん f4まで絞り込めば、キレキレの写真になります。でも、このレンズを使うのであれば、やっぱりそこは頑張って、F1.1で頑張ってほしい。f14にするだけで画面が落ち着いて来るのですが、それなら、このレンズを選ぶ理由はありません。

レンズは、典型的なダブルガウス型。最後に一枚補正レンズが入っていますが、Mマウントレンズなので、そこは我慢。

50mmでf1.1ならさぞやボケは綺麗だろう。って思っていたら大怪我をします。このレンズ、しっかりボケに縁取りがつきます。なんだこれは!って思ったらダメ。エッジがつくのには傾向があるのです。その傾向を掴みとれば、美しいボケに遭遇できます。もちろん、ピントが合うところは、紙のように薄い!目にピントを合わせると、まつ毛はボケます。それどころか、目の表面の画面にはピントがあいますが、瞳の奥の虹彩はボケます。

ですから、デジカメでこそ使えるレンズなのです。デジカメで、息を止めて撮る。そうすれば、新しい表現を与えてくれる。使う人を選ぶ稀なレンズです。どうですか?あなたに使いこなせますか?